「臼杵酔いブリ」や絶品惣菜の老舗鮮魚店&“宝の山”リサイクルショップを探訪 大分
新年のお参りに行きたくなる 個性あふれる縁起物をご紹介
まもなく迎える新たな年。初詣で縁起物を購入するという人も多いと思います。そこで、思わず手に取りたくなるユニークな縁起物がある大分県内の神社をご紹介します。可愛らしいデザインから粋な仕掛けまで、2026年の干支「午」にちなんだ品々も充実。新年のお参りの参考にしてみてください。
赤猫だらけ!臼杵市「福良天満宮」の個性派縁起物
境内を埋め尽くす赤猫たち。臼杵市にある福良天満宮には、赤い招き猫などの縁起物が所狭しと並んでいます。
この赤猫の由来は、神社の総代だった「大塚幸兵衛」さん。商売上手で“経済の達人”ともいわれた地域の偉人を象徴するものとして赤い招き猫を作ってお祀りしたところ、大いにご利益があったといいます。今では置物や絵馬など赤猫の縁起物がたくさんあります。

金色の招き猫も 30種類以上ある個性豊かなおみくじ
福良天満宮はおみくじの種類が豊富。たくさんの人に楽しんでもらいたいと、なんと30種類以上もあります。
中でも目を引くのが「赤猫おみくじ」。3種類あり、それぞれ表情が違うんです。いつも笑顔でいたい人は笑い目の赤みくじ、前向きでいたい人は丸目の金みくじ、ときめきたい人はハート模様がかわいい恋みくじと、選ぶ楽しみもあります。
「福猫宮(ふくねこみゃー)みくじ」というおみくじは、開くと中に小さな招き猫が入っています。全部で8色あり、特に金色はかなりレア!新年の運試しにぴったりです。

また、「赤猫様の開運おみくじ」は開くと中に肉球の形をした金の小判が入っていて、おみくじがスクラッチ式になっています。削ると「大吉」「中吉」などの運勢が現れます。小判は財布などに入れて持ち歩くことができ、さらに、集めると好きなミニ招き猫と交換できるというお楽しみも。
ちなみに、福良天満宮では2026年の干支である午の縁起物も用意されているのでチェックしてください。

毎年恒例 干支の絵を奉納
大分市松岡にある御手洗神社では、古来より白馬を神の使いとしていた宇佐神宮の神様を祀っていることから、同じく白馬を神の使いとしています。

こちらに奉納されているのが、大分県在住の画家・北村直登さんが描いた干支の絵。
神社には「厄災をはらう御祓白馬」と「願いを神様に届ける願掛白馬」があります。これらは来年の絵馬にもなっているのです。
通常、絵馬は願い事を書いて神社に奉納するものですが、北村直登さんの絵が描かれた絵馬は9割以上の人が持ち帰るとのこと。「お家で飾る絵馬というのもありますので、当社ではどちらでも大丈夫ですよ」と祢宜の豊岡さん。素敵な記念になりますね。

願掛け白馬のお守り
「願掛白馬のお守りは普段持ち歩いたりカバンの中に入れたりしていただきたいのですが、こちらは絵馬が一緒についてきますので、お願い事を書いて絵馬掛け場の方で奉納していただければと思います」と豊岡さん。
なお、御手洗神社の社務所は行事がある日以外は閉まっているそうです。縁起物の購入などは事前に電話でお問い合わせください。
個性豊かな縁起物をゲットして、幸せな一年の始まりにしてみてはいかがでしょうか。

問い合わせ先
・福良天満宮
臼杵市福良211
電話:0972-63-2739
・御手洗神社
大分市松岡6033
電話:097-520-1863